スロッターがノリと勢いだけで海外企業で働き始めた結果【第5話】
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僕に与えられた新たな業務
ということで、社内になんとか電話番という居場所を見つけたわしょう青年。
とりあえず困ったらチャムシマンキダリョジュセヨ(少々お待ちください)のゴリ押しでなんとかなることがわかりました。
後は隣に座ってるサイ〇パスの山田さんにでも取り次げばなんとかなるのである。
トゥルルルル!!


い、いかん!またガチモンの韓国人だ!
ループ取ってんな、これ(?)とりあえず得意のチャムシマンキダリョジュセヨを炸裂させ、隣の山田さんに繋ぎます。

「もうやだーほんとウケるーwwwwww」
山田さんはまた猿のシンバル持ったオモチャみたいに両手を叩いて大爆笑。
えっ…毎回この下りあるん?ちなみに指も僕の方を差しています。指を差すな指を!
とまぁ色々突っ込みどころ満載ですが電話対応はなんとなくできるようになりました。

オク部長から新しい仕事を与えられます。
それは本社への注文書の作成でした。
パソコン内に入ってる注文書を作成するソフトに必要な情報を入力するだけです。めちゃ簡単。
しかも日本語に対応しています。。これなら自分の力でできる仕事になりそうだなぁ!
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とても気さくなキム課長
注文書が完成したら、本社に送る前に課長の承認が必要になります。
承認いうても、課長がソフト内の承認ボタンをポチっと押すだけです。
僕の注文書の担当は…キム課長だな!!

「おお~マチュモトさん!メチャクチャ早いじゃないデスか。さすがデスね~素晴らしい!」
キム課長は僕の肩を揉みながらそう優しく声を掛けてくれました。
これは…いい課長をツモったかもしれないぞ!!
これはよさ課長。仕事がちょっと楽しくなってきたぞー!!
…せっ…押せっ…!!
そんなこんなで、この日はあと1件注文書を完成させたら帰っていいよとの指示を出ました。
よしよし、注文書書いて今日はサクッと定時で帰らせてもらうかぁ!
「じゃあ注文書お願いしますネ!」
15分後、注文書が完成します。

「ハーイ!ちょっと待って下さいネ!」
5分後・・・
10分後・・・
15分後・・・
・・・・・・・・・・・・
(…俺の事忘れてない?)
既に定時を20分ほど超えています。あっかん、ソワソワしてまう。
当のキム課長は
暇つぶしに何かやってるオーラ全開
でパソコンをいじっています。絶対忘れてるだろ…。
定時で帰れる日にグダってなんだかんだで帰れなくなるやつマジでテンション下がりません?この日の僕も相当げんなりしていましたw

「エッ?」
「オウフwww ごめん、ドラマ見てたら忘れてたwww」
仕事してたんじゃねぇのかよwww
ユルサナイ。さすがにムカついたのでこの日は定時を完全に諦めて、キム課長がどんな人なのか先輩たちに聞いてまわることにしました。
「え、キム課長?めちゃくちゃ適当だよwww マチュモトさん、やったじゃん!(?)」
「注文書の担当キム課長でしょ?やっちゃったねーウケるーwww」
(※両手を叩いて笑いながら)
「キム課長?アイツはマジでダメだよ、マジでヤバイ(真顔)」
【悲報】よさ課長のキム課長、全然よくない

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