スロッターがmixiでやりたい放題やって地獄に流された結果【第1話】
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序章
あれは今から14年ほど前、僕が20歳の頃の出来事でした。たしかそれくらいだったはず。
当時の僕は専門学生でした。
え、何の専門学校かって?外語系の専門学校ですよ。こんな顔して外語系の専門学校に通っておりました。
てかこのくだり使ったのこれで3回目ですね。
プロローグがだいたいコピペなのがバレちゃう。私は何度でも繰り返す…!
当時はmixi日記がとにかく流行りまくっておりました。
facebookより圧倒的mixi。みんなこぞってmiximixiだった訳ですよ。
ていうか今の若者はmixiを知っているのだろうかって思ったんですが、よくよく考えたらモンストってmixiでしたね。mixiしゅごい…。
当時はスマホなんて当然無いわけですよ。連絡手段は専らメールです。友達や女子との連絡先交換もメールアドレスの交換。メアドね。
いや~、ほんと懐かしいな。男からのメールは着信ランプ青で、女子からはピンクとかに設定してたなw
「メール受信中・・・」って画面が表示されてる間はひたすら「着信ランプピンクに光れ」って祈ってましたね。
そんな環境の当時はインターネット上で日記を公開しあって交流できるってサービスがめちゃくちゃ斬新だったんですよね。
この前書いたネット麻雀で色々あった話でも書いたけど、僕は昔から文章を書くのが好きなんですね。
当時の空前絶後のmixiフィーバーには当然の如く全力で乗っかってましたね。
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誰か俺を止めてみろ…!
当時の僕は完全に無敵状態でした。
え、どうして無敵だったかって?
そりゃ
ネット麻雀で童◯卒業したから
ですよ。
もうね~、とにかくイキり倒してました。思い出すだけでも死にたくなる(絶望)
あれは幼馴染3人で電車で雑談をしていた時でした。












当時まだ童◯だったC助にマウントを取りまくってましたね。我ながら本当に気持ち悪い。
ちなみにD吾は文武両道のパーフェクト超人で、どこに行ってもモテてモテて仕方ないヤツでした。絶対に許さない。
小学生まで僕は彼にいじめられまくっていたのですが、中学で同じ部活に入ってからは普通に話す仲になりました。
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ナナちゃんがタイプすぎて辛い
さぁて、今日も家に帰ってmixiだぜ!アルバイトを終えたわしょう青年はルンルンで家路につきます。
mixi日記を書くのはもちろん楽しいのですが、ツレの日記を見るのも楽しいんですよね。
そこにコメントをしてやり取りするっていう今の時代では当たり前のやつが当時はめちゃくちゃおもろかった訳ですよ!

今日は大学の野球部の飲み会!
みんなハメ外しまくってたなぁ~。笑
俺もちょっと飲み過ぎたから反省です。
明日からまた大会に向けて練習頑張ろー!
マジで面白くもなんともねぇ日記だな(本音)
ツッコミどころもオチも山場も何もないやないかい。俺がどれだけmixi日記を魂込めて書いてると思ってやがる…。
D吾は絵に描いたようなリア充なので、僕は彼のリア充日記をいつも嫉妬80%くらいで読んでましたね。
日記はマジでクソつまらんけど、普段はユーモアもあるし性格も良いし努力家だからなぁ。チーターなんじゃないか?
彼はリア充なので、何のツッコミどころもない日記を書いても多くのコメントが集まります。



なぜだ…。
なぜこんな2分くらいで書いた日記にここまでコメントが集まりやがる…!
何より女子からのコメント率が高いのが一番許せない。
俺の1時間くらいかけて書いた日記は男にしかコメントされてねぇぞ!!(無関係)
ていうかそんなことよりマネージャーのナナちゃんめっちゃ可愛いな…。
しかもこれD吾のこと絶対好きなやつやん。
またあいつ女の子たぶらかしてやがるのか。マジであいつチーターなんじゃないか?運営に報告せねば。
日に日に募る、D吾への嫉妬心。
なぜ彼はいつも全てを手に入れてしまうのか。
この時の僕はまだ知る由もありませんでした。
この後まさか僕とナナちゃんがあんな関係になってしまうなんて。
