【ライター記事】パチ屋でお金無いなった【ディノさん】
パチンコを打っていたら青天の霹靂
こんにちはディノです。
そう言えばと専業?時代に経験したことを、注意喚起も含め今回お話します。
皆さんはオレオレ詐欺も含め、人を騙すのはイケないと認識されてることでしょう。また同時に思わないでしょうか?まあ、自分は騙されないと。
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俺、騙されてさ
パチンコ店に入り浸っていた20代前半(今も入り浸ってるが)客付きは5割ほどの店舗で日々の期待値を積んでおりました。
その日は大当りが遠く、絶賛現金投資中でした。
そんな折、隣の空き台に息を切らした男性が着席します。仮にA男とします。
A男「はぁはぁ・・・ゴメンね!ちょっと話聞いてくれない」
両手を合わせ典型的なお願いポーズで私に対峙する男性。私よりちょっと歳上だろうか。髪の広がりを見せる癖っ毛はシンパシーを感じる。
A男「はぁはぁ、さっきお金を騙し取られちゃって!これからどうしても急用あって、金無いと困るんだ」
息切れと元々からの圧なのか、緊迫感満載で距離を詰めるA男。
A男「所要が済んだら家も遠くないし、すぐ返すんで」
タイトルから読んでる読者様はこれが詐欺とお気づきだろう。ただ現場で、自分の予期しないタイミングで来られると案外気づかないものなのだ。
A男「そんなに大金じゃないんだけど、とりあえず幾ら持ってる?」
大丈夫、執筆してて私が1番恥ずかしいから。でもマジだぞ!?現場で遭遇してごらん?「俺は騙されない」が案外引っかかるんだから。
ディノ「あー、現金投資中で残り5000円しか」
もちろん嘘。ディノ青年も怪しいという直感だけは備わったいたのである。
A男「ホントに?それだけ?」←?
ディノ「見ての通り現金投資中なんで」
Á男「銀行とか入ってないの?」
大丈夫です(2回目)怪しいですよね。僕もそう思います。しかしこれが吊り橋効果なんですよ(←?)A男の迫真の演技に虚をつかれたディノさんは5000円を渡してしまいます(笑)
A男「ありがとう!ただ俺、歩いてきてさ。ここには車できたの?」
なんと目的地まで送れというのです。地元のパチ屋なので車でないことを伝えると
A男「じゃあ、チャリでもいいや!後ろに乗せてくれない?」
冷静に考えればどう考えても謎展開ですが、迫真の吊り橋演技にディノ青年はまだ気づきません。
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入金しちゃう人の気持ちが分かった
パチンコを打っていたはずのディノ青年は気が付いたらむさ苦しい男を荷台に乗せ、自転車を全力で漕いでいます。なにこれ?
この瞬間をもってしても「何これ?なんでお前にここまで協力しないといけねーんだよ!」となりません。逆に言うとそういうテンションは最初に発動しないといけません。
道中、何度もお金は他に無いのか聞き続けるA男さん。しまいにゃ財布を見せてくれとか言いますからね。そこは拒否、どう考えてもおかしい。
お金に困っている人の体が出ているので、詐欺かな?と思いつつもどうも踏ん切りがつかないのです。
そしてとある路地に入ると、この先で人と会う約束があるからここで待っててほしいと言われます。
なるほどなるほど、確かに見ず知らずの僕が一緒について行くのは変ですもんね。待ちましょう(←?)
しかし当然の如く、待てど暮らせどA男は戻ってきません。
ココでようやく騙されたことが確信に変わります。A男の消えた方向を何となく探しますがもちろん見当たりません。
何となくなのは騙されたのがわかり、自分にちょっと呆れたから。
その後パチ屋へ戻り、ここでそういう詐欺男に会ったことを従業員に伝えますが、店に過失はありません。そういう人を見ることがあったら対応します程度で終わりました(当たり前)
今回の教訓として「これから騙しますよー」と宣言して騙す人がいるわけなく、虚を突かれると意外と騙されるもんだということ。
あと最初に信用すると確信に変わるまで気持ちにふわふわ感というのでしょうか?変なしこりが残って、詐欺でお金を振り込んだ人が「騙された!」と言ってもあまり響かない感じがちょっとわかりました。
自分の身は自分で守ろう!という話なんですが、まさかパチ屋にいて声かけられると思わなかった。景品交換してる時も見てる奴いますからね!アンテナ張って気を付けてくださいね♪
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