パチ屋でバイトリーダーやってた時の思い出【第7話】
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名もなき従業員
遅番チームは早番チームに比べ明らかに平均年齢が低かった。
早番チームはパートの主婦(シングルマザー含む)を含む家庭持ち率が圧倒的に高かったので、精神的にも年齢的にも大人の人が多かった。
一方遅番はと言うと、まずパートの女性がゼロ。威勢のいい野郎だらけの世紀末な環境であった。
もちろんゼロって訳ではなかったが、前職が夜のお仕事(意味深)の人が50%くらいだった。あとの50%は他のパチ屋から転職してきた人。
遅番に新人女性スタッフが入ってきてもだいたい誰かにすぐ食われてしまうのだ。
食われて、デキて、やめてしまうのだ。もうほんといっつもこれ。この鉄板ルートですぐ辞めるパターンばかりだった。
そんな弱肉強食な環境であったため、男同士のしょうもない意地の張り合い・蹴落とし合いもたくさんあった。
ちなみに僕は出来る限りそういうのに関与したくないと思っているタイプだ。僕は平和主義者ですからね(ニッコリ)
まぁ社会なんてぶっちゃけどこも蹴落とし合いなんですけどね。だって椅子の数は決まっているから。そりゃ椅子取りゲーム必至な訳ですよ。
自分が努力してその椅子に座る者として選ばれた結果、競争相手が敗者になるって構図はどうしようもないと思うんですよね。
だけど自分がその椅子に座るために競争相手を蹴落とすって行為は僕は正直好きじゃないんですよね。
まぁそんなこと言ってたら真の勝者にはなれないのかもしれませんけどね!僕はそういうのは正直好きじゃないんすよねぇ。
あれ、何の話してんだ?
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バカめ、勝てばいいんだ!
先輩Aと先輩Bはバチバチなライバル関係だった。
どっちの先輩も名前を忘れちゃったからアレだけど、もうとにかくバチバチであった。2人のシフトが被るととにかく色々めんどくさかった。
休憩中でも勤務中でも何かにつけてすぐトラブルに発展してしまうからだ。













なんなのコレ?
彼らは小学生なの?女の子にこういうのやられたらちょっとテンション上がるけど、なんでこんな誰も得しない野郎同士の小競り合いに僕が巻き込まれているんだ。ふざけやがって…!









一休さんか、俺は。
圧倒的閃きで僕はなんとかこの修羅場を回避した。いや、チーズ味なんて食ったことないけどな(白目)
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名もなき修羅VS名もなき修羅
ホール業務について少し説明すると、まずホールに配置されるスタッフにはそれぞれ自分の担当コースが割り振られる。
Aさんはカウンター、Bさんは1パチ、Cさんは甘デジ、Dさんはスロット…といった感じだ。
自分の担当コースをいかにキレイに保ち、空き台管理等をしっかり行えるかがスタッフの力量として評価されるポイントの一つであった。
他にもトラブル対応の強さやホール内全体の状況が見えているかどうかなども評価ポイントではあったが、一般スタッフはそれさえやっていれば十分であった。
ある日、先輩Aと先輩Bがとんでもない事件(?)を引き起こすのであった。
うん、本当はそのエピソードはこの7話で書こうと思ったんですが、思ったより長くなっちゃったからこりゃまた次回っすね(無計画)
