パチ屋でバイトリーダーやってた時の思い出【第11話】

2021年9月20日ネタ記事

 

 

 

白羽の矢

 

突如発動した小田くんからの突然の退職宣言

 

なんでだよ…小田くんは確かここで結構長い期間バイトしてたはずなのに…突然すぎる。

 

それしてもこの職場、突然やめる人多すぎん?アルバイトとはいえこんなに人がポンポンやめてええもんなんか?(白目)

 

 

わしょう
わしょう
小田くん…まだトレーナーになって2か月目やん。どうしたん?

 

 

 

小田くん
小田くん
嫌になった

 

 

 

小田くん
小田くん
もう全部が嫌になったからやめる

 

 

 

わしょう
わしょう
・・・・・・

 

 

てことはやっぱトレーナーの仕事が嫌になったって事か…。

 

小田くんはなんだかんだでこういうのに耐えられる人だと思っていたので意外だった。

 

それと同時に人間らしい一面もあるんだなとちょっとホッとした部分もあったw

 

僕は彼のことを殺戮マシンか何かだと思っていましたからね。小田くんはキラーマシーンではなかったのだ。

 

 

 

 

その翌日、大久保さんから電話があった。

 

 

大久保さん
大久保さん
おお、ケント。聞いた?小田くんの事

 

 

 

わしょう
わしょう
聞きましたよ!やめるんですってね…ビックリしましたよホント

 

 

 

大久保さん
大久保さん
俺もビビるて。まさかやめるとは思わんかったわ…小田っち意外に繊細なんやな。正直もっとやれる男やと思ってたわ

 

 

 

大久保さん
大久保さん
とまぁ、終わったことはええんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

大久保さん
大久保さん
ケント、お前…

 

 

 

大久保さん
大久保さん
トレーナーやる気ない?

 

 

 

わしょう
わしょう
えっ?

 

 

えっ、僕…??

 

僕なんてまだパチンコ業界で仕事を始めて1年半くらいしか経ってないし、遅番だと下から数えたほうが早いくらいのキャリアなんですが…。

 

 

 

 

だけど正直、大久保さんにそう言われて嬉しかった。

 

僕は何事も「どうせやるなら上を目指したい」と考える人間なので、めちゃくちゃ不安ではあったものの「チャレンジしてみたい」と思う気持ちの方が圧倒的に強かった。

 

しかし、襲ってくる不安も半端なかった。あの小田くんがギブアップした仕事だぞ…僕に本当にやれるのか…?

 

あぁ…に、逃げたい…!

今の状況から死ぬほど逃げ出したい…!

 

 

 

 

 

しかし、僕は何より負けず嫌いなのである。

 

不安で心臓が押しつぶされそうになったが、目の前のチャンスから逃げるわけにはいかなかった。

 

 

 

 

わしょう
わしょう
やります…

 

 

 

わしょう
わしょう
僕が乗ります!!

 

 

ということで、僕は遅番のトレーナーになった。

 

ちなみにみなさんもうお忘れかもしれないが、この記事のタイトルは「パチ屋でバイトリーダーやってた時の思い出」である。

 

物語はここから始まるのだ(プロローグ11話)

 

新しい世界

 

てことで消去法で遅番のトレーナーになってしまった松本氏。

 

パチンコ業界でのキャリアはほぼ素人レベルだし、周りの人も先輩だらけだった。なぜ俺をトレーナーにした。

 

 

川井さん
川井さん
アゴちゃん!あんた今日からトレーナーなんでしょ?しっかり頼むよホント!

 

 

彼女は川井さん。僕より2個上の先輩である。

 

前職は別のパチンコ店で主任をやっていたらしい。もう彼女がトレーナーでいいんじゃないかな。てかアゴちゃんって呼ぶのやめろ。

 

 

わしょう
わしょう
川井さん…お手柔らかにお願いしますよ~。毎日考えることが多すぎてまともにご飯も食べれないんですから…

 

 

 

川井さん
川井さん
さっき休憩中エッグタルト食ってたでしょ!ボクはちゃんと見てたんだからね!

 

 

 

 

そう、川井さんはまさかの

ボクっ子

なのである。

 

まさか本当に自分のことをボクという女性がいるとは。こんなツンツンしてるのに一人称はボクなのだ。反則である。

 

ちなみにT社員と付き合っているのだが、仕事中は何かとツンツンしているがプライベートはめちゃくちゃしおらしいらしい。

 

T社員が言ってたんだから間違いない。反則である。あと、よくおパ〇ツが見えている。

 

 

 

 

福田
福田
ケントトレーナー!俺がこれからお前の右腕やけん!どんどん俺を頼ってくれよ(キリッ)

 

 

 

荻野さん
荻野さん
小田くんやめたけど私はやめないからね~w まぁのんびり頑張ろ~!

 

 

最初は不安だらけだったけど、なんだかこのメンバーならなんとかなりそうな気がしてきたな。

 

やはり何事もとりあえずやってみるものだな。

 

世の中には絶対無理だと思っていたことも、やってみたら意外に余裕だったってパターンもたくさんあるものだ。

 

 

 

 

わしょう
わしょう
荻野さん、そういえば小田くんって今何やってるんですか?

 

 

 

荻野さん
荻野さん
ああ、しばらくスロニートするって言ってたよ

 

 

 

わしょう
わしょう
・・・・・・

 

 

立ちはだかる現実

 

遅番トレーナーの道に活路を見出した松本氏であったが、現実はそう甘くはなかった。

 

松本氏はまだ気付いていないが、彼の眼前には多くの壁が立ちはだかっていた!

 

 

谷田社員
谷田社員
おいケントォ~!?お前今日からトレーナーなんだってなぁ!?しっかり可愛がってやるからな~w

 

 

 

大久保さん
大久保さん
ケント、悪いけど今日2欠(人員が2人足りない)だからなんとか踏ん張ってくれ。あぁ、ちなみに明日もな

 

 

 

佐藤さん
佐藤さん
ケント、女は熟女に限るぞ。若い女のケツばかり追いかけてるお前は、まだまだわかっていないな

 

 

果たして松本トレーナーは修羅の国タ〇キを生き残れるのか!?

 

 

まーべるさん
まーべるさん
最後のゴリラの人は関係ないでしょ

ぐーすちゃん
ぐーすちゃん
プロローグ長すぎ

 

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