パチ屋でバイトリーダーやってた時の思い出【第16話】

2021年11月14日ネタ記事

 

 

 

これがパチ屋の閉店作業です!

 

パチンコ店スタッフの業務には閉店作業というものがある。

 

遊技台横サンドの現金カード・ICカードの補充、台間チラシの張り替え、座椅子背面のパウチ(休憩札や別積み札など)の員数チェック種類は様々だ。

 

 

僕の働いてたタイ〇では自分の担当コースの閉店作業は閉店までに空き時間などを利用してできる限り進めておくのが決まりであった。

 

まぁそれである程度閉店作業が楽になりますからね。みんな早く終わらせて早く帰りたいのでそれに反対する人はいなかった。

 

閉店間際の店員の動きをしっかりチェックしていればわかると思うが、暇なときは役割分担をしてだいたい誰かが閉店作業をしているものだ。

 

 

 

 

わしょう
わしょう
お二方、今から僕がお客様対応全部やるで閉店作業頼んます!

 

 

 

川井さん
川井さん
はいよ!頼んだよアゴちゃ~ん

 

 

 

佐藤さん
佐藤さん
カードの鬼補充、行っちゃうよォ~ン!

 

 

閉店時間前にはだいたいこんな感じになる。

 

とは言え特日や祝前日などは忙しくてこんなことやってられない場合がある。そういう時は臨機応変にやる感じだ。

 

当り前の話だがお客様対応が第一である。

 

 

更に、閉店作業には定常作業非定常作業の2つがある。

 

簡単に言えば定常作業は毎日必ずやらなければならないやつで、非定常作業はそうではないやつだ。

 

「まぁ今日は時間に余裕もあるしこれでもやろっか!」でやるのが非定常作業である。

 

閉店後、スタッフは基本的に定常作業が終われば帰って良いのだが、トレーナーと選抜された一部のスタッフは定常作業終了後に約30分ほど非定常作業をやってから帰るというのがいつもの流れであった。

 

俗に言う居残りさんチームである。(そんな俗称はない)もちろん残業代は付くので安心です!パンツァーフォー!

 

居残りジャンケンは戦争です!

 

その居残りさんチームがどのように選抜されるかだが、いたってシンプルだ。

ジャンケンである。

 

僕はトレーナーなので人権ナシ(居残りさんチーム確定)なのだが、他の3人はジャンケンで負けた人が選出される。

 

たかが30分早く帰れるか帰れないかのジャンケンなのだが、これがまたみんな必死なんすよ。まぁそうやわな、仕事終わったら早く帰りたいよね。

 

いや、そりゃ僕だって帰りてぇよ!?

 

だけど俺には早上がりジャンケンに参加する権利すらねぇんだよクソッタレがぁぁー!!!

 

 

てことで今日の居残りさんチームは川井さん、佐藤さん、荻野さんに決定した。

 

 

 

 

川井さん
川井さん
アゴちゃん、今日は何すんの?僕女の子だからお手柔らかに頼むよ~w

 

 

 

わしょう
わしょう
今日はトイ清掃です

 

 

 

川井さん
川井さん
ええ!?やだー!!

 

 

 

わしょう
わしょう
チーフの指示だからしょうがないですよ…

 

 

 

川井さん
川井さん
そこはうまいことやんなさいよバカー!!

 

 

 

わしょう
わしょう
・・・・・・

 

 

トイとは島の上にあるタンクから各パチンコ台へ玉を供給するための道となるのレールのようなものの事である。

 

パチンコ台に供給された玉は払い出しに使われ、パチンコ台から排出された玉はアウトボックスを通り、台下の川みたいなところへ流される。

 

その川みたいなのに流されたパチンコ玉は洗浄機で洗浄されてリフターで島上まで運ばれ、また島上のタンクに戻っていく。

 

これがだいたいのパチ屋のパチンコ玉の流れだ。

 

 

トイ清掃とは、そのトイの部分の汚れを清掃する作業である。

 

なので普通に高所作業だ。島上まで脚立などを使って登り、濡れたウエスなどでトイをゴシゴシするのだ。

 

まぁ確かに女の子にやらせるような作業ではないのだが、そんなことは言ってられないのでやってもらうしかない。

 

見よ!豹馬!

 

ということで非定常作業のトイ清掃がスタートした。

 

嫌だ嫌だと駄々をこねながらもなんだかんだでテキパキと島上に脚立で登り、トイ作業を進める川井さんと他メンバー。

 

まぁ川井さんはあんな感じだけど、あの人元ライバル店の主任だった人ですからね。当然ながら普通に何でもやれちゃうのだ。

 

川井さんはとりあえず僕に何か文句を言いたいだけなのだ(白目)

 

僕は別の作業をチーフに指示されていたため、島上には登らずに頼まれた作業をしていた。

 

 

 

 

川井さん
川井さん
お~い、アゴちゃ~ん

 

 

 

川井さん
川井さん
ここのトイ、拭き掃除じゃどうしようもないレベルで汚れてるけどどうする~?多分30分超えちゃうよ~

 

 

島上から呼ぶ川井さんに返事をするため、僕は頭上を見上げた。

 

 

 

 

わしょう
わしょう
はーい、ちょっと僕も見に行きま~・・・

 

 

わしょう
わしょう
!!!

 

 

 

 

 

 

川井さん
川井さん
おーい、アゴちゃーん、どうしたのー?

 

 

 

わしょう
わしょう
・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

か、川井さんの

お〇ンツがモロ見え

だ…!!

 

 

これはいけない。この上ないレベルでのモロ見えである。

 

なんやこれ、こういう企画なんか(?)まずいぞ、これは大いに〇欲を持て余す…!!

 

 

 

 

 

わしょう
わしょう
あ、いや、えっと…///

 

 

 

川井さん
川井さん
・・・・・・?

 

 

 

川井さん
川井さん
あっ!!

 

 

 

 

川井さん
川井さん
ちょっと!何見てるのよこの変態!!

 

 

 

荻野さん
荻野さん
やだもう、アゴちゃんずっと下にいるのはそういう事~!?w

 

 

 

佐藤さん
佐藤さん
もうやだ~!恥ずかしい~ww

 

 

お前のは見てねぇよクソゴリラ!!

 

てな感じで高所作業で危険で面倒なトイ作業も、悪い所ばかりではないのだ。トレーナーも悪くはないな。パンツァーフォー!

 

この日の帰り、僕は川井さんに夕飯を奢らされた。何故か流れで荻野さんと佐藤さんの飯も奢らされていた。なんでなん?

 

非定常作業はやっぱクソだと僕は改めて実感した。

 

 

まーべるさん
まーべるさん
川井さんの◯ンツ見えても何も思わなさそう

ぐーすちゃん
ぐーすちゃん
僕っ子好き歓喜

 

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