【寄稿記事】パチンコ・パチスロリメイク台の立ち位置【ディノさん】

2023年4月30日その他

 

こんにちはディノです。

 

今回は古きを知るおじさんが、昨今のリメイク機について語ろうと思います。よろしくお願いします。

 

 

①当時を完全再現

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(↑復活違いだろ!とツッコむところ)

 

復活!名機再び!などよく謳われるワードです。リメイクというからには当時の仕様をオマージュして欲しいと願うところ。

 

しかし規則改正など絡み、当時と全く同じに作ることができないのが現状です。

 

それでも当時を知る人へ訴えかけるならば、筐体、図柄、BGMなど初代へ寄せなければなりません。

 

私のようなおじさんは、昔と今を比べて良い点、悪い点を感じることができます。しかし当時へ寄せすぎるとどうなるでしょう。

 

例えば今20代の人に【当時を完全再現!】と訴えても、そもそも当時を知らず比べようもありません。そうなると今の出来上がりのみに評価せざるを得ません。(当たり前ですね)

 

逆に懐かしさを覚えて稼働に来た人へ、現代アレンジをしまくるとこんなの〇〇じゃない!と評価されます。

 

②リメイクはリスペクト

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ではどの線引が正しいのか。一つはモードを設けることです。

 

パチンコに多いのがクラシックモードの採用です。当時は激しい役物、無駄に長いスーパー、煽りのボタンや擬似連もありませんでした。

 

言ってみれば当時の完全再現というより、静かなモードを懐古主義者は望んでいるかもしれません。

 

昔のリメイク機の楽しさを伝えるのは、昔と今を知る人間の役目です。例えば私はパチンコのフィーバークィーンの現代の動画をYou Tubeに投稿し続けています。

 

【 私のチャンネルはこちら 】

 

 

その中で最近頂いたコメントを紹介します。

 

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当時を知り、今も知る人間はリメイク機の楽しさを伝える役目があると思っています。それは当時のところで離脱された方は、記憶がそこで止まっているからです。

 

なのでこんな方もいました。大当りで4Rで終わったことに驚き、玉づまりじゃないのか?と店員さんに怒る人。これ実話です。

 

リメイクと知り、久々にホールへ足を運ぶ人のジェネレーションギャップをもっとケアしないといけません。

 

 

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今回、特定の方を非難するのでなく事例として紹介させて下さい。(分かる人にはわかってしまうので)

 

先日、私のスペース(ツイッターの音声ツール)である機種に思い入れが強い方がいらしてました。実際にシリーズを打ち込まれ、詳しさは比肩する人がいないレベルです。

 

かたや私と同じくらいのパチンコ歴で、当時も知るがリメイクの度にちょっと違うんだよなぁ?と感じる方がいました。

 

両者の言い分はどちらも正しく、どちらもパチンコの携わり方でそういう評価になっただけです。片方の方は思い入れの機種に軽い評価をされ、腑に落ちないようでした。

 

 

例えば私も先日リメイクされたCCエンジェルには、物申したいことしかありません。

 

しかし先述しました通り、この機種が出たのは25年前。どれだけの人が当時を知り打ち込んだでしょう?どれだけの人が今に至るまでパチスロを打ち続けたでしょう?

 

こんな軽い評価をされるのは私は悔しくてなりません。それほどCCエンジェルは打ち込みました。

 

けれども今の打ち手に受け入れられ、ホールで稼働しなければ意味がないのです。

 

③リメイクの形

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リメイクと言っても形はそれぞれ。

 

例えば西陣さんが出したリメイク台は、過去4機種が一台に集約され、好きな時に切り替えることができる仕様でした。

 

更に演出ありなしを追加でき、現代ユーザーに配慮され、遊技者増を期待しました。

 

しかし画質を当時に寄せすぎ、当時を知らない人が多数なので、懐かしむユーザーは少なく、もっと言うと当時の大多数のユーザーはもうパチンコをしてないでしょう。

 

ではこんなリメイクはどうだ?とゲーム業界とのコラボで間口を広げようとしました。

 

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パックマンやゼビウス、ドルアーガですからね。私はドストライクですよ!256発当てれば鉄板は破壊できるんだな?いきなりツルハシで壁壊して60階へワープだ!とか(笑)

 

しかし小当りラッシュ中が良くない。ゲームとコラボしてるなら面をそのままに、敵を撃破する様を当選演出に織り込むべきでした。あれだとちょっと作業感が強いかな。

 

とは言え、これすらも当時を知る人間が今の台を評価したにすぎません。この台の全てが初見の人はまた違う評価をするでしょう。

 

④まとめ

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リメイク台はただ懐かしいだろ?という思いでメーカーが制作したものではありません。

 

もちろんシリーズを打ち込んでいる人へのサービス。(ネームバリューの強さ)

 

当時を知る人が懐かしみを感じ、ホールに戻ることを願ってのもの(ユーザー数増)

 

これらを見込んでの側面もあるでしょう。

 

人の数だけ様々な評価があります。そして初代は超えられないと言われるように、思い出補正という壁が高いのも事実。それでも、ホールには昔からの人が【知っている】台が必要なのです。

 

私は最近のパチスロは手出しができません。何故か?知らないからです。知らないというのはそれだけで手が出せないのです。

 

知ってる人たちだけで閉鎖的に遊技を続ければ、知らない人の離脱が続き、最後どうなるでしょう?

 

私はリメイク機がそんな警鐘ではないかと感じ、気が気でないのです。少しでも伝わりましたら私のYou Tubeチャンネルを登録していただけると幸いです。(宣伝オチ)

 

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