【ライター記事】ちょっと変わった出会いをした話~後編~【ディノさん】
【後編】一線を超えれば勝ち
どうもディノです。
勿体つけて前後半わけましたが、ご容赦下さいませ。
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写真と実物が違うという期待
デート当日になりました。
天気は晴れ。時折、雲が陽を遮り、涼やかな風が頬を撫でます。
普段、乗らない電車なので入念に乗り口を確認。経路検索もバッチリです。約束時間は午後1時。ランチのピークを避けた感じです。
どういう出会いであれ、初対面は独特の緊張感があります。高鳴る胸を抑え、駅を出て待ち合わせの場所へ向かいます。
待ち合わせの場所が見えてきます。そして遠目に見える大島さん。いや、N子ちゃん。
うん実物も間違いなかった。大島さん。じゃなかった。大島さん。
もし彼女との出会いが街中で、私がナンパ師だったら声を掛けづらかったかもしれません。なんか急にオブラートに包み出しましたが。
しかし、私には最強のスパイスがあるのです。敢えて何度も申し上げませんが。彼女の一挙手一投足に知的好奇心を全ブリします。外見なんて気にしない。
ディノ「初めまして」
N子「初めまして」
容姿はイジれないので、無駄なジャブは控えつつ、食事を兼ねてリサーチしていた喫茶店へ向かいます。
道中、車道側には私。店内で案内された席では奥側に女性。教科書通りのエスコートを展開します。
N子「ディノさん、優しいんだね」
私には当然レベルですが、あまり気を利かせて貰えなかったのかな?しかし心は開いてもらったほうが良い。今の所は順調です。
会話は弾み、初対面であることを忘れさせます。こうなればもう少し突っ込んだ話も大丈夫そう。
ディノ「彼女とはどのくらい一緒に?」
N子「2年くらいかな」
意外と長い・・・樹海から抜け出せるか?
ディノ「男性とお付き合いは一度も?」
N子「そうだね」
自然とアレの経験はないと予想できる。行きずりも考えにくいしね。ほら、○島さ(ry
同時に2年いて、つまりその、同性でもあっちは何かこう、あれはないのだろうか?欲求不満になり、それをこうしたくないのだろうか?余計な心配だが気になるものはなる。聞けないけど。
同棲の彼女には今日、会うことは伝えたようだ。相手はどんな心情なのか。初対面でこんなに疑問符が湧く出会いは中々ない。
その日はその後ボーリングをした気がする。表現が曖昧なのは急に責任を感じ始めたから。初物をいただいて「じゃーね!」とかだとあまりにもクズすぎる。
いや元々、興味のみでここまで来たのはクズじゃねーのか?と言われたら返す言葉もないんですけど。
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いざ、決戦の日
無難にデートを終え、帰宅後はチャットで話す。この時は無料通話なかったので。いやスカイプがあったな。そんな折、N子からはっきりと切り出される。
N子「付き合うっていうのは最終的にやることやるんだよね?」
ディノ「お互いが好きになったら自然とそうなるかもね」
そうは言ったがどうだろう。裸を想像してみよう。
おい、どうだ息子よ?
・・・寝ている・・・のか?
私がこんなにしているのに緊張感のない奴め!
しかし多分、彼女もそういう気にはならないと思うのです。お互いが変に話の進まない中、どこをどうしたらそうなったのか次はホテルに行く事になりました。
そういう下の話になって「とりあえず行くだけ行って、そういう空気にならなかったらやめる?」みたいに話した気がします。しかし、乗り気でなかったのは今でも記憶にあります。
初物を奪ったら責任を取ることに怯え、流れるままに当日を迎えます。
そもそもの動機が不純でしたからね。いざ、そこまで発展すると物怖じというか違和感が拭えないんですね。やはり顔も重要かなあ。うん、ノリでいくものでもなかった。
しかしここで予想だにしないことが起こります。
普通に連絡取れなくなったんです。
原因は下に発展したからだと思います。
とは言えそういう結果にならなくて良かった思いが強い。彼女が怖くなったのか、彼女の彼女に止められたのか。今となっては知る由もないですが、結果、良かったと思ってます。
今回はそんな出会いもあったという話でした。